さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

スウェーデン語

大学での第一週目が無事終わった(金曜日は授業を取っていない)ので、そのご報告です。 独学で勉強したわたしのスウェーデン語は、かなり微妙です。どうにか読むことはできますが、書けない、聞き取れない、話せない状態で、文法もかなり怪しいです。春休み…

復活祭

この週末は、復活祭で連休でした。 6日(金)は、カールフライターク(Karfreitag。カトリックでは「聖金曜日」、新教では「受難日」と訳します)で、イエスが処刑された日です。続く土・日・月が、「復活祭前日」「当日」「次の日」となり、月曜日も祝日扱…

なんと大学のパソコンは日本語が書ける!!

ということで、ブログを再開したいと思います。ベルリンで起こったことは、タイムリーにお知らせしたいのですが、ドレスデンについての記事をばらばらに書くとわけわかんなくなるので、ドレスデンについては、まずタイトルと一行目だけ書き、更新ができたら…

ウィーン

ウィーン ウィーンのハイライトは、『ベルばら』を読んだことのある人なら一度は行ってみたい、マリー・アントワネットの生家シェーン・ブルン宮殿でした。 ここは、時間があったぶんプラハよりましだったのですが、オーディオガイドの日本語が、王様の名前…

プラハ2 3人で通訳

プラハは治安が悪いので有名なのですが、プラハであった大きな出来事に、ウィーン行きの電車で同じ車両の別のコンパートメントにいた日本人が盗難にあう、ということがありました。 チェコの警官が来たものの、盗難にあった日本人は外国語がまったく出来ず、…

プラハ1 市街地

3月末に、ドレスデンの語学学校の友達とプラハ・ウィーンに旅行に行きました。2番目の写真はブルダバ河(ドイツ語だとモルダウ河)で、エルベ河の支流になります。エルベ河はこのあたりで発生して、ハンブルクでバルト海に注いでいます。 実はわたしは、高校…

ザクセン・スイス

今は昔、2月・3月に通っていたドレスデンの語学学校には、わたし以外に、日本人が男性・女性ともに二人づついました。わたしは語学学校で、日本人と上手くいかないことが多いのですが、今回は、皆さんとてもいい人たちで、楽しくお付き合いできました。特に…

家探し

家は、最初学生寮をと思ったのですが、学生自治会(Studentenwerk)に問い合わせても空きがなく、結局ネットで探しました。 語学学校の事務の人(すごく、親切だった!)や、すでに家を見つけた学生にいいウェブサイトをいくつか教えてもらったのですが、ドイ…

ドレスデン8 レジデンツ城

ドレスデンの最後の週末は、レジデンツ城に行ってきました。ここの塔からドレスデンの街が見下ろせるので、2ヶ月の滞在の締めくくりにはちょうど良いかと思って。以前掲載した、ゼンパーオペラを見下ろした写真も、ここから撮ったものです。 いきなり話が飛…

ドレスデン7 エーリッヒ・ケストナー

ケストナーは、ドレスデン生まれで、ギムナジウムを卒業する1919年まで住んでいました。自伝「わたしが子どもだったころ」は、ドレスデンを舞台にしています。 ドレスデンには、「ケストナー美術館」があります。1999年に建てられた、新しい博物館で、わたし…

ピルニッツ

ドレスデンの語学学校の課外プログラム、最後の3月24日は、ピルニッツへの遠足でした。 ピルニッツは、ザクセン候の別荘があったところで、ピルニッツ宣言(ルイ16世とマリー・アントワネットがオーストリアへの亡命を企てて失敗したヴァレンヌ事件を受け、…

ドレスデン6 ゼンパーオペラ

ゼンパーオーパーは、ゼンパーさんが設計したオペラ座で、フラウエン教会やツヴィンガー宮殿と並んで、ドレスデン観光の目玉です。 ドイツは多分どこもですが、オペラやコンサートは当日券がとても安いです。ここの場合、立見席が6ユーロ、座ってみる席が17…

ドレスデン5 博物館

ドレスデンには、ツヴィンガー宮殿という、16世紀のザクセン選帝侯の居城がありますが、その中には、たくさんの博物館があります。これも、時間がなかったり、改修工事中だったりで、全部は回れなかったのですが、行った中から3つご紹介です。 兵器展示室…

神はブラジル人

ブラジルのお酒「カイペリーニョ」については、「神はブラジル人 1」にも書きましたが、今回は、それを3杯飲んだ話です。 語学学校は、1日4時間半・週5日一緒にいるわけですから、2ヶ月も通うと、結構みんな仲良くなります(当然、仲悪い人も出てきますが…

ドレスデン4 エルベ河

エルベ河は、ヨーロッパ中央を流れる国際河川で、チェコ国境付近に源流があり、ハンブルクから北海に注ぎます。スメタナの「わが祖国」で有名なブルダバ(ドイツ名モルダウ)などは、この支流になります。 わたしは、水といえば瀬戸内海しか見たことなかった…

クラバート

わたしがソルブに興味を持ったきっかけは、オトフリート・プロイスラーの『クラバート』で、この作品は、同名のラウジッツ地方の民話に基づいています。 プロイスラーは『おおどろぼうホッツェンプロッツ』の作者として有名ですが、『クラバート』はハイティ…

バウツェン2 ソルブ

「バウツェン1」にも書いたとおり、バウツェンは、チェコとドイツの国境にあるラウジッツ地方の中心地で、この地方には、ソルブ(ドイツ名ヴェンド)というスラヴ系の少数民族が住んでいます。9世紀にはカトリック化して、民族独自の宗教と融合した独特の…

バウツェン1 DDR

ドレスデンの語学学校のプログラムは、授業のある日はドレスデン市内の美術館などがほとんどでしたが、土曜日には、一日がかりで、電車に乗ってよその町にいくプログラムがありました。2月24日には、このプログラムに参加して、ラウジッツ地方の中心都市…

チョーナー水車

ドレスデンの語学学校のプログラムは、催行の最低人数が決まっていて、人が集まらないためにキャンセルになるものも結構ありました。 中世から使っている水車小屋を訪ねる、というのがあって、わたしは当然真っ先に名前を書いたのですが、これもキャンセル。…

ドレスデン3 ツヴィンガー宮殿

ツヴィンガー宮殿は、ドレスデン観光のハイライトです。17世紀、ザクセン王国の全盛期を築いたフリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の居城で、第2次世界大戦中に爆撃で破壊されましたが、現在はすっかりきれいになっています。入り口には、マイセ…

ドレスデン2 プラネタリウム

わたしがドレスデンで通っていた語学学校は、8:30から13:00まで授業があり、午後はほぼ毎日、参加自由の文化プログラムがありました。残念ながら、毎日忙しくてあまり参加できませんでしたが、それでも、これぞと思うものにはいくつか行ってきました。 最初…

ドレスデン1 フラウエン教会

ドレスデンは、近世にはザクセン王国の首都として栄えた、古くて美しい町です。第2次世界大戦末期に爆撃を受け、市街地の85パーセントが壊滅して、現在もまだ復興中です。最初の写真は、近年復興の終わったフラウエン教会。すごいのは、この教会、新しく…

神はブラジル人1

ブラジルには、「神はブラジル人」ということわざがある、と文化人類学者の今福竜太が書いていました。 神様は気まぐれというのはそのとおりで、ドレスデンのわたしのクラスは、日本人はわたしだけ、タイ人1人、ウクライナ人3人、ポーランド人1人、ブラジ…