さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

プラハ1 市街地

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3月末に、ドレスデンの語学学校の友達とプラハ・ウィーンに旅行に行きました。2番目の写真はブルダバ河(ドイツ語だとモルダウ河)で、エルベ河の支流になります。エルベ河はこのあたりで発生して、ハンブルクバルト海に注いでいます。

実はわたしは、高校生のころポーランド史をちょっとだけかじったことがあり、教養学部時代にとった東欧史の授業も面白くて、東欧は、ずっと好きでした。プラハは、「プラハの春」という言葉の響きが好きで、なんとなく憧れのようなものもあり、ビレ・アウグスト監督の『レ・ミゼラブル』(※)で、パリの市街地として出てくるのが本当はプラハだということで、ぜひ行ってみたい町のひとつでした。

市街地どころか、ほとんど何も見る時間がなく、今考えてみると、一番印象に残っているのは、異常に早いエレベーターでした。髪の毛のなびき具合からして、自転車を普通にこぐぐらいのスピードでエレベーターが進みます。乗るのも降りるのも命がけでした。


ビレ・アウグストは、デンマーク人の映画監督で、『ペレ』『愛の風景』で、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞しています『ペレ』はわたしの中で10本の指に入る名作です。ラーゲルレーヴの『エルサレム』も映画化していて、こちらも面白かったです。現在はハリウッドに進出し、『レ・ミゼラブル』は、主人公ジャン・ヴァルジャンリーアム・ニーソンが、ヴァルジャンをしつこく追っかける警官ジャベールさんをジェフリー・ラッシュが、ヒロイン(?)のファンティーヌをユマ・サーマンが、その娘コゼットをクレア・デインズが演じています。