さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ドレスデン6 ゼンパーオペラ

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ゼンパーオーパーは、ゼンパーさんが設計したオペラ座で、フラウエン教会やツヴィンガー宮殿と並んで、ドレスデン観光の目玉です。

ドイツは多分どこもですが、オペラやコンサートは当日券がとても安いです。ここの場合、立見席が6ユーロ、座ってみる席が17ユーロで、学生なら、座ってみる席に割引が付いて10ユーロです。わたしが行った3月末は、まだユーロがこんなに高くなかった(どこまで上がるんだろう?)ので、映画くらいの値段でオペラを見ることができました。

ワグナーが『タンホイザー』を初演しただけあって、中はでろりーんでしたが、この日のわたしはラッキーで、あまっていたS席に座ることができました。オペラ座って丸くなっていて、ちょうど舞台のまん前の一階席に、王様の座る席があるのですが、そこから90度ほど移動したところでした。

やっていたのは、ヴェーバーの『オイリアンテ』。ワグナーの前は、ヴェーバーがここの指揮者を務めていたそうで、その週はヴェーバー週間でした(その前は、ホフマンスタール特集だったので、行けなくて残念でした。『エレクトラ』、見たかったなあ)。オペラそのものは、えらく現代チックになっていて、あまり好みではありませんでしたが、観客の服装がすごかったです。一人の人は、マリー・アントワネットみたいな髪型と服装でした。リクルート・スーツで行った自分が恥ずかしかったです(しかもS席)。