さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

スウェーデン語

大学での第一週目が無事終わった(金曜日は授業を取っていない)ので、そのご報告です。

独学で勉強したわたしのスウェーデン語は、かなり微妙です。どうにか読むことはできますが、書けない、聞き取れない、話せない状態で、文法もかなり怪しいです。春休み中に、発音練習用の8枚組みのCD(こんなものが普通に買えるなんて、ドイツはいいですね)を一通りやったのですが、そのくらいでは足りません。当然大学のスウェーデン語の授業を取るつもりだったのですが、そこには落とし穴が。初学者のクラスはすでに先学期に始まっており、今学期の参加条件は「先学期の試験に合格していること」でした。でも、また初学者用の講座が始まる来学期まで待つわけにはいかないので、事情を説明して頼み込み、今は、とりあえず様子見で参加させてもらっています。今週参加したところ、8枚組みCDの効果はすばらしくて、授業中の説明は、どうにかこうにか理解できます。

総合的な授業が週に2時間、文法が週に2時間あって、先学期のところは自分でしないといけないので、結構大変です。8枚組みをもう一度やれと先生に言われたので、もう一度やっているのですが、もう若くないので、毎日2時間発音練習をすると、あごと腹筋が痛いです。ラーゲルクヴィストやウンセットを扱う講義を取りたかったのですが、この授業と重なっていて、泣く泣くあきらめました。まあでも、こちらに参加できることになって、とりあえずよかったです。それに、リンドグレーンの短編集『親指こぞうニルス・カールソン』を、練習で扱うそうで、7月には、わたしの好きな『五月の夜』も登場します。

うまく追いつけるといいのですが。

追記:『ドレスデン チョーナー水車』も更新しました。