さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ベルリンにさよなら

何人かの方にはすでにメールでお知らせしましたが、ベルリン留学は2月いっぱいで終わり、3月1日から、スウェーデンのウップサラに移ります。向こうでのネット環境が分からないので、来週以降は、いつからブログが再開できるか分かりませんが、なるべく早くと…

155kmのベルリン散歩 3 窓のない家

歩く前、「ベルリンの壁博物館」に行ったことは導入にも書きましたが、ここの展示に、わたしはひどく違和感を覚えました。 展示は、1953年6月17日、東ベルリンを占領していたソ連軍に対する、初めての蜂起から始まります。ウンター・デン・リンデン通りの逆…

カタリナ・ヴィット引退

わたしはスポーツ観戦はあまりしないのですが、その中で結構熱心に見ていたのが、フィギュアスケートでした。確か小学校の頃、フランスのスルヤ・ボナリーが好きで見始めたのですが、リレハンメル・オリンピックで、カタリナ・ヴィットの演技を見て、彼女の…

155kmのベルリン散歩2 シュプレー河とベルナウアー通り

ベルリンの中心部には、シュプレー河が流れています。ベルリンの壁というと、普通の道を壁が寸断しているというイメージがありますが、河そのものも、国境として使われていました。西に行こうとして、この河でおぼれて亡くなった人も大勢いるようです。 壁の…

155kmのベルリン散歩1 イーストサイド・ギャラリー

歩き始める時、どこから始めようか迷ったのですが、ベルリンの中心部に、壁がずいぶん長く残って、芸術家がいろんな絵を書いている「イーストサイド・ギャラリー」があります。まずは無難に、そこから始めることにしました。 写真は、最初のが、イーストサイ…

155kmのベルリン散歩 導入

今回のベルリン滞在、基本的には、1.論文 2.健康 3.授業参加 という優先順位をつけて、ほとんどこれで手一杯でしたが、せっかくドイツにいるのに、図書館と学校と家を往復するだけで一年過ごすのは、もったいない!ということで、何かひとつだけ、長期…

棄て難きはエリスが愛~森鷗外

前回の記事は、森鷗外の『サフラン』の引用で締めくくりましたが、実は、わたしが鷗外をちゃんと読んだのは、今回ドイツに来てからでした。 初めて読んだ鷗外は、小学校のころ、『山椒大夫』でした(原文だったのか、簡単にしてあったのは今では定かではあり…

わたしに似た人~尾竹紅吉

まだ知り合って間もない人と話していて、相手が話題に窮すると、「芸能人で誰に似ているといわれますか」と聞かれることがあります。しかし、わたしに似た芸能人が特にいないのか、キムタクすら認識できないわたしに芸能人の話をしても無駄だと思われている…