さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

もうすぐ帰国

ウップサラで記事を更新するのは、今日が最後です。みなさん、読んでくださり、ありがとうございました。こちらの友だちもですが、日本のみなさまにも、たくさん支えていただきました。お会いできる日を楽しみにしています。 明日から、引っ越しや、最後の資…

お別れ

今日は、みんなでわたしのお別れパーティを開いてくれました。 ウップサラに来た時は、スウェーデン語はほとんど分からないし(とにかく聞き取れない)、どうせ半年しかいないんだし、そのうちの半分は夏休みだし、ここは資料集めのために来たんだからと思っ…

Kさんとの思い出

先週の土曜日、ウップサラの州立劇場であった、ラーゲルレーヴ『イェスタ・ベルリングのサガ』のお芝居のプレミア公演に招かれました。招待券は、二人用だったので、もう一人誰を誘うか悩んだのですが、同じ学科のスウェーデン人の女の子(かわいい!)、K…

ストックホルム旧市外

これまで載せ損ねていた、ストックホルム旧市街の写真です。

リンネ・ハンマルビュー2 森の孤独

リンネは、植物学者ですから、自宅のまわりも、森に囲まれています。もう9月で、花はほとんど枯れていたので、植物園はちょっと残念でしたが、この森は、すばらしかったです。苔の生した岩がごろん、ごろんとおいてあって、木が茂ってて、秋の初めで、雨が降…

リンネ・ハンマルビュー1 リンネ・バス

ウップサラ滞在も終わりに近いということで、先週の火曜日、ずっと乗ってみたかった「リンネ・バス」に乗って、郊外の「リンネ・ハンマルビュー」というところに行ってきました。ウップサラは、植物学者のカール・フォン・リンネ(Karl von Linné, 1707-78)…

北欧の移民文学 ヨナス・ハッセン・ケミーリ

前回、北欧の移民を巡る状況について書いたので、今日は、移民文学をご紹介したいと思います。といっても、わたしが読んだことあるのは一冊だけ。去年ドイツにいたときに、ゼミで読んだので、今日書くことは、ゼミでの発表の焼き直しです。 ヨナス・ハッセン…

北多島海めぐり4 スバットレーガ島

上陸した島の写真です。雨が続いたこともあり、スーパー・マリオも殺せそうなアヤシイきのこがいっぱい生えていました。写真のきのこは、これでまだ小さいほうで、手のひらより大きいものもたくさんありました。

北多島海めぐり3 神写真

一枚目は、今回の神写真です。現在、壁紙に設定してあります♪なんかこう、「ここにだって太陽はある」的な雰囲気がたまりません(先週の記事参照)。 二枚目は、「ウミガラス島」こと「ノールエーラ島」。上陸できなかったのが残念です。 三枚目は、途中です…

北多島海めぐり2 黒い鳥と監獄と禿島

ウミガラス島を過ぎてすぐのころ、黒い鳥がいっせいに渡っていきました。一番目の写真は、見えにくいけど、それです。ウミガラスがどんな鳥か知らないので、これがウミガラスなことにして、そんな名前をつけたリンドグレーンに感激しました。 二番目の写真は…

北多島海めぐり1 『ウミガラス島のわたしたち』

ヴェルムランドの記事が長くなったので、もう2週間ほど前になりますが、9月のはじめ、ドイツ人、アメリカ人、韓国人の友だちと、北多島海を巡る船旅行に参加しました。ストックホルムは、バルト海に面していますが、ここにはすごくたくさんの島があります…

北欧の右傾化

先日、興味深いコメントをいただきました。 >ちょっと前にスウェーデンで現役の女性大臣が殺されたことがありましたよね。右翼のような人たちがいるのでしょうか?スウェーデンのイメージと重ならないのですが。また、最近、隣のノルウエーのほうが景気がよ…

ヴェルムランド紀行・おまけ カールスタッドの太陽

カールスタッドには、前の記事に載せたものを含め、たくさんの銅像があります。カール9世はもちろんのこと、近郊出身の作家グスタフ・フレーディングや、もちろん我がラーゲルレーヴの像もありました(ただし、えらく地味な場所に)。 この中で、ひときわ人…

ヴェルムランド紀行7 カールスタッド1~広場でポルカを

3週にわたるヴェルムランド紀行、いい加減グダグダですが、今日で最後です。 ヴェルムランド滞在の最終日は、州都カールスタッドを観光しました。 カールスタッドには、ヴァイキング時代から居住者がいましたが、16世紀、カール9世がここを選帝侯市(レ…