今日は、みんなでわたしのお別れパーティを開いてくれました。
ウップサラに来た時は、スウェーデン語はほとんど分からないし(とにかく聞き取れない)、どうせ半年しかいないんだし、そのうちの半分は夏休みだし、ここは資料集めのために来たんだからと思って、あまり友だちが出来ることを期待していませんでした。
ウップサラ大学の文学科は、こじんまりとして、毎週お茶会があったりして、みんなが仲良しこよしでした。わたしは今までも、そういう雰囲気は好きだけど、自分は一歩引いて、その輪を外から眺めることが多かった気がします。でも、今回は、みんながすごくよくしてくれて、わたしを見かければいつもにこにこしながら話しかけてくれて、気がついたらわたしも中に入っていました。
指導教授をはじめみんなが、「帰って来たら、いつでも歓迎するよ」と言ってくれたのが、本当にありがたかったです。
最後の写真は、今日もらったプレゼントです。
今日は、友だちとの別れの他に、もう一つ小さな別れがありました。今日のゼミがわたしには最後だったのですが、留学前に買ったシャーペンが、ノートをとっている途中で、突然、ぽっきり折れました。わたしは、おなかにゴムが巻いてあるシャーペンが好きなのですが、うちに帰ってゴムを取ってみると、本当に真っ二つでした。全部の授業に一緒に参加し、論文を書いたシャーペンでした。