さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

北多島海めぐり1 『ウミガラス島のわたしたち』

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ヴェルムランドの記事が長くなったので、もう2週間ほど前になりますが、9月のはじめ、ドイツ人、アメリカ人、韓国人の友だちと、北多島海を巡る船旅行に参加しました。ストックホルムは、バルト海に面していますが、ここにはすごくたくさんの島があります。大小さまざまなので、すべてに人が住めるわけではないのですが、単純計算では、スウェーデンでは、一家族に一個の割合で島があるそうです。

島に別荘を持っていたり、夏だけ小屋を借りて島に住む人も多いようです。

リンドグレーンの作品に「私たちの島で」という作品があります。以下の記事でも、少し紹介しています。


この作品は、夏の間、北多島海の別荘を借りた作家と4人の子どもの話です。リンドグレーン作品の主人公は、たいてい小さい子どもですが、この作品は、19歳の長女マーリンの日記が随所に入っていたり、マーリンが恋愛したり、なにかと異色の作品です。

この作品の原題は、『ウミガラス島のわたしたち(Vi på Saltkråkan)』です。ウミガラス島というのは、架空の名前なのですが、同作の映画がこの海の「ノルエーラ(北耳)島」で撮影されたそうです。

わたしたちが参加したのは、ストックホルムから、いくつか島に立ち寄りつつ、レードレーガという島まで行って、また帰ってくるツアーで、終点まで行くと、片道三時間。この日は天気が悪く、ノルエーラに降りると、帰りの船が来るまでずいぶん待たなくてはならなかったので、次の島に上陸したのですが、とても楽しかったです。

写真をたくさん載せたいので記事が多いですが、次からは文章が少ないので、見てみてください。