本・映画の紹介(北欧文学)
前回、北欧の移民を巡る状況について書いたので、今日は、移民文学をご紹介したいと思います。といっても、わたしが読んだことあるのは一冊だけ。去年ドイツにいたときに、ゼミで読んだので、今日書くことは、ゼミでの発表の焼き直しです。 ヨナス・ハッセン…
2週間ほど前、しばらく北欧文学をご紹介、と宣言したのですが、近頃、ニュースサイトで、ジンバブエの選挙弾圧やインフレの記事をよく目にするので、今日は、予定を変更して、ジンバブエ文学のご紹介です。といっても、ジンバブエの本は、今日ご紹介する、ホ…
文学というと、作者にスポットが当たることが多いですが、外国文学を語るときに、外せないのが訳者の存在です。先週ご紹介した『バラバ』は、内容もですが、ここまでハマったのは、翻訳が神だったからだと思います。 北欧語は、マイナーなので、英語やドイツ…
先月は、4週間、気づけば祭のことしか書いていませんでした。学校も夏休みに入っちゃったので、ハプニング(?)が少なく、今週からは特に祭の予定もないので、なんだかグダグダになりそうな予感がしますが、こういうときこそ北欧文学を紹介するチャンス!と…
先週からやたら、「オーディン」という名が出てきます。北欧神話については、今後も折に触れて紹介して行きたいのですが、今日は、この神様について、ちょっとだけ。…といいつつ、とてつもなく長くなってしまいました。 北欧神話は、古代神話らしく多神教で…
現在、東京で、デンマークのビレ・アウグスト監督の映画『マンデラの名もなき看守』を上映しているようです。好きな監督なので、わたしは見れずに残念ですが、もしご覧になった方がいらしたら、(ネタバレなしで)感想をよろしくお願いします。ダイアン・ク…
11月14日水曜日は、リンドグレーンの百歳の誕生日でした。公式ホームページも百年仕様になり(下記リンク)、ドイツでは記念切手が発行されたほか、新聞のオンライン版でも、いくつか特集していました。スウェーデンでも写真集が発行されたり、娘に贈った『…
この学会のハイライトは、ラーゲルレーヴ『地主屋敷の物語』のお芝居のプレミア公演を見る、というものでした。車でしかいけない田舎の、小さな劇場でやるということで、正直、あまり期待していなかったのですが、これが、すばらしい舞台でした!! 実は、わた…
7月30日、イングマール・ベルイマンが亡くなりました。ウップサラ出身ということで、今週のブログで紹介(するほど知らないですが)しようと思っていた矢先でした。その日の夕方、スーパーに行くと、夕刊の見出しに大きく出ていて、その新聞はもとより、テレ…