さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

リンネ・ハンマルビュー1 リンネ・バス

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ウップサラ滞在も終わりに近いということで、先週の火曜日、ずっと乗ってみたかった「リンネ・バス」に乗って、郊外の「リンネ・ハンマルビュー」というところに行ってきました。ウップサラは、植物学者のカール・フォン・リンネ(Karl von Linné, 1707-78)が長年研究したところとして知られています。リンネは、動植物を種、綱、目、属に分類する方法を考案したり、その国の通称名ラテン語の学名の両方を使う「二名法」を広めたりした「分類学の父」で、去年、生誕300年を迎えました。「リンネ300年祭」には、天皇と皇后も招かれて来瑞し、日本でも大きく取り上げられたと聞きました。
リンネは、スウェーデンの500クローナの顔にもなっている人物で、町の中心部には、「リンネ植物園」が、郊外のハンマルビューには住居跡があります。リンネ・バスのチケットは、1200円程度で、往復のバスと植物園、リンネの住居に入場できる、お得なカードです。

写真のとおり、とてもきれいなバスで、夏の間、町でよく見かけては、乗りたいなあと思っていたのですが、なかなかチャンスがなく、もうすぐ終わりというので、ぎりぎりになって出かけました。雨の降る寒い日で、大きなバスに、乗客は、行きはわたし一人、帰りは二人でした。