さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ヴァルボルイ5:図書館カロリーナ・レデヴィーヴァ前で帽子振り

スウェーデンのお祭り「ヴァルボルイ」を紹介する記事の5つ目です。全体の概要はこちら。

ヴァルボルイ1:概要と更新予定/仮装いかだ川下り① - さかなのためいき、ねこのあしおと (hatenablog.com)

この記事では、ウップサラ大学の図書館「カロリーナ・レデヴィ―ヴァ」前の「帽子振り」をご紹介します。

こちらの帽子は、高校を卒業する時(2008年の記事で「大学卒業時」と書いてあるのは間違いです)にもらえるもので、この日は様々な年代の「卒業生」が図書館前に集まり、一斉に帽子を振ります。

到着してすぐのころに、電光掲示があり、一番右の数字が1秒ごとに下がって行っていたので、「なんだろ?」と思ったのですが、帽子振りまでのカウントダウン。この時点で残りが「14日21時間35分07秒」。いつからカウントダウンしているのかな?

これは前日の様子。図書館は丘の上にありますが、坂道にはもう旗が飾られていました。


ついに24時間を切りました…!

そして迎えた当日。場所を確保しようと1時間前くらいに着くと、音楽の演奏をしていました。

音楽演奏の横で、ゲストの人たちがドアから入っていきます。


音楽は、学生歌などもあったのですが、途中でアニソンメドレーに。「セーラームーン」、「デビルマン」、「ポケモン」などをまさかスウェーデンで聞くとは思いませんでした。ちなみに、「デビルマン」は指揮者の趣味らしく、「知ってる人ー?」という問いかけに答えた人はわずかで、「ポケモン」がめちゃくちゃ盛り上がっていました。

帽子振りタイムまで30分を切ったくらいで音楽終了。この建物は割と逆光になるので、よさげな場所を探します。

集まってくる人々

旗を振る係の若い人たちもスタンバイし始めます。

ソワソワタイム

3分を切ったところで、バルコニーに図書館ゲストが登場

窓も全て空いています。スマホで撮影しているゲストもたくさん!

この写真は電光掲示見えませんが、あと10秒からはみんなでカウントダウン!わたしも参加しました。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

一斉に帽子を振ります。

電光掲示は切り替わり、「ウップサラ大学はすてきな春を皆さんに望みます」という文言が、スウェーデン語と英語で表示されます。

合唱隊による音楽タイム。隣のスピーカーを通じて流れます。合唱隊は、最初わたしの場所からは見えなかったのですが、前にいた背の高いご夫婦が、前に行かせてくれました。

最後にもう一度帽子を振ります。

アナザーラウンド感

帰り始める人々

これから街に繰り出し、大人の「白い水」タイムが始まります。

バルコニーのゲストはかなり長い間見送っていました。