スウェーデンのお祭り「ヴァルボルイ」を紹介する記事の3つ目です。全体の概要と、この記事でご紹介する「仮装いかだ川下り」の概要はこちら。
ヴァルボルイ１：概要と更新予定／仮装いかだ川下り① - さかなのためいき、ねこのあしおと (hatenablog.com)
この記事では、マイ・ベスト10をカウントダウン式で紹介します！
【第10位】ピンクサメ
サメもギミックもたくさんある中、ピンクサメは、最初に部品が一個取れちゃった！というところから始まり、ギミックを操る人がめっちゃ楽しそうだったのでランクイン。
【第９位】アヒル
アヒルの何とも言えない表情もですが、いかだに帽子をかぶせてあげているところに個人的に萌えました。
【第８位】『指輪物語／ロード・オブ・ザ・リング』
一番好きなネタだったのでランクイン。ガンダルフとホビット3人（4人のうち誰が欠けているのか？）ですが、手を振っている人がサムっぽいです。後ろにサウロンの目があるので好感度UP。大聖堂とセットだと映えますね。
【第7位】トイレ
わたしの友達にもいますが、こういうの好きな人万国共通だな…と笑ってしまいました。内容物さんたちが他より若い人たちが多くてかわいく、楽しそうだったこと、蓋を取り出して組み立て、トイレを完成させるギミックも含めてランクインです。
【第６位】シュールストレーミング
2008年に第1位に輝いたのと同じネタであることと、魚の表情が個体ごとに違うこだわりが好きでした。
2008年の記事はこちら。
ウップサラ春祭り～いかだレース４ My Favorites - さかなのためいき、ねこのあしおと (hatenablog.com)
【第５位】ホットドッグ
食べ物系の中で抜群の完成度でした。ケチャップとマスタードがカワイイ。
【第４位】生ごみ
いかだは生ごみ用のゴミ箱になっています。捨てられた果物とミミズがよくできていること、生ごみ役の配色が良かったことからランクイン。トイレと併せ廃棄系が二つも入るところが、環境社会っぽいです。
さて、ベスト３に行く前に。
今回、橋から見える最後のいかだが通り過ぎた後、ダメもとで段差のところに行きました。人が多くていかだが段差を降りるところは見えませんでしたが、その代わりに見えたのは、崩壊するいかだが出るごとに、川に飛び込んで人や物を回収するダイバーさんの姿でした。
飛び込むダイバーさん
泳ぐダイバーさんたち
その後、もう一つの段差のところまで行き、終了後にもう一度そのあたりに行ったのですが、そこにはボートで何度もまわり、崩れたいかだの破片を探す役割の人がいました。
お昼過ぎにゴール地点に行くと、いかだを回収していました。
わたしは一つの事例をもって北欧をヨイショする、みたいなのが嫌いなのですが、少なくともわたしが見ていた範囲では、馬鹿騒ぎはしても、ルールを破って危険なことをするいかだは一つもありませんでした。「若者が馬鹿なことをして騒ぐ」というのがお祭りのコンセプトなのですが、それを事故なく終わらせるために、大人が最後まで責任をもって後始末する、若者がルールを守るというのはいい構図だなと思いました。
お祭りの日に仕事してる人たちもMVPです。
それではいよいよ、ベスト３の発表です！
【第３位】ウップサラ
ウップサラをネタにしたのはいくつかありましたが、これは色合いが美しく、わたしの好きなウップサラが存分に表現されており、ギミックも含めてランクインです。
【第２位】トランプ
いかだに書いてあるのは「ブリッジをしよう」。いかだがトランプを模し、自分たちもトランプになっているだけでなく、ボードの上でトランプをしてるんですね。ゲーム系は総じて完成度が高く、どれをベスト10にするか悩みましたが、橋の上に場所を変えたので見れたという自分的なお得感も含め、ランクインです。
【第１位】ひよこ
ラストエントリーは、かわいいひよこちゃんたち。このいかだが通り過ぎた後、橋を離れて下流に行ってみました。ひよこちゃんたちは二つの段差を乗り越え、無事にゴール！ひよこちゃんたちを追いかけていかなければ、先ほどご紹介した「大人の仕事」を見ることはありませんでした。一番最後の出発で、観客もやや飽きてくる中、楽しそうに川を下り、ゴールまでたどり着き、わたしに「仮装いかだ川下り」の様々な側面を見せてくれたという点で、堂々の第１位です！
午後と夜の行事は来週以降に更新します。
