さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

155kmのベルリン散歩2 シュプレー河とベルナウアー通り

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ベルリンの中心部には、シュプレー河が流れています。ベルリンの壁というと、普通の道を壁が寸断しているというイメージがありますが、河そのものも、国境として使われていました。西に行こうとして、この河でおぼれて亡くなった人も大勢いるようです。

壁の最初の犠牲者ギュンター・リトフィン(1937年1月19日~1961年8月24日)も、シュプレー河でおぼれて亡くなっています。現在は中央駅の近くに、記念碑が建っているのですが、わたしが立ち寄ったときには、誰が供えたのか、ひまわりの花が一輪置いてありました。

この後、やはりたくさんの犠牲者が出たベルナウアー通りを歩きました。ここは、住宅街の中心を壁が通っていて、壁に面した家の窓から、西側に飛び降りて逃げる人が多かったようです。西側には、支援者がマットを敷いて待っていたのですが、イダ・ジークマンという58歳の女の人が、マットの上にうまく降りられないで亡くなったそうです。このあたりの家の、西側に面した窓は、順次、塗りつぶされたそうです。