昨日・今日と二日間、ゴットランド島のヴィスビューに行ってきました。ゴットランド島は、バルト海に浮かぶ、スウェーデンで一番大きな島で、ヴィスビューはその中で一番大きな町です。日本では、「ゴットランド島」という名前自体は、あまり知られていませんが、去年亡くなったスウェーデンの名映画監督、イングマル・ベルイマンが後半生を過ごした島で、確かお墓もここにあったはずです。あと、『ゲド戦記』ほどじゃないけど作者を怒らせたジブリ・アニメ『魔女の宅急便』の港町(コリコ)のモデルになったそうです。
世界遺産にも指定された中世の町並みや、ヴァイキング時代の遺跡、北欧神話の本には必ず載っているルーン碑文がいっぱいの博物館など、わたしにツボなものが満載で、スウェーデン滞在中に、どうしてもここだけは行っておきたい!ということで、無理無理な日程で出かけてきました。旅行に行くのは、おばあちゃんと北ドイツをまわった去年の9月以来。今回は一泊なので、思い切って論文セットも家において、羽を伸ばしてきました。パタパタと。
写真をたくさんお見せしたいので、文章は短めにします。…というか、すみません。白状すると、今回は、下調べがほとんどできず、前日に、当日のバスや飛行機の中で読むつもりで、資料をいくつかプリントアウトしたのですが、酔ってしまって読めませんでした。今から色々と確かめて…というのは、実際無理なので、知っていることだけ書きます。中途半端ですが、許してください。
あ、ちなみに、Gotlandのgotは、ヤギのことです。ヴィスビューのシンボルマークはヤギで、町にはいろんなところに、ヤギの置物があります。