さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

155kmのベルリン散歩4 ベルリンのはずれの林の中(11月17日)

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壁の跡を歩くのに使っていた地図を、スキャナーで取り込むことができたので、今回から、地図も載せることにしました(これまでの記事にも地図を追加しました)。赤く印をしたところが、その回に歩いたところです。

ベルリンの壁」といってテレビなどで紹介されるのは、大体街の中心部、つまり、西ベルリンと東ベルリンの境界です。155キロのうち、東西ベルリンを分ける境界は、約43キロ。残りの部分は、西ベルリンと他の都市の境界であり、現在も、壁はありませんが、行政上の区切りにはなっています。
この日に、とりあえずスタート地点から北の東西ベルリンの境は終わり、西ベルリンと他都市の境界に入りました。つまり、これまで町の中心を歩いていたのが、郊外に移り、道は、たいてい林の中で、中心部とは違った意味で、歩くのが楽しかったです。ただ、楽しいと思っていると、監視塔が現れたりするのが、この道の複雑なところでした。

困ったのは、食事と交通でした。中心部なら、食べるところはいくらでもあったのですが、この日は林の中でなければ、車しか通らない大道路ばかりだったので、パン屋なんてありません。ようやくドライブスルーのマクドナルドを発見したときには、3時半を回っていました(ちなみにこれが、最初で最後のドイツ・マック体験でした)。

さらに困るのは、帰りの便です。中心部では、日が暮れたらちょっと道をそれて地下鉄に乗ればよかったのですが、このあたりになるとバスで最寄の電車の駅に向かうしかなく、そのバスも30分とか一時間に一本で終バスも早く、もう晩秋で、日の暮れも早いし、暮れれば寒いし、帰るのに気を使いました。幸い、帰れなかった日は一日もありませんでしたが。