さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ハロウィンとハリー・ポッター

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昨日10月31日はハロウィンでした。

以前、別の国に留学していた友人が、ブログに、ハロウィンで「キル・ビル」のコスプレをしたとか書いていたので、わたしもひそかに楽しみにしていたのですが、ドイツはそこまで盛り上がらないのか、わたしにはお声がかからなかっただけなのか、パン屋で幽霊のマジパンのついたドーナツを買ったのと(カメラを忘れて写真が撮れず、残念!)、朝、電車で、魔女帽子を持って通勤する人を一人見かけたのが、唯一ハロウィンらしいところでした。

ベルリンでは、ハロウィンそのものよりも、ハロウィンにあわせて(?)売り出した『ハリー・ポッター』最終巻のドイツ語訳が、すごいことになっています。いつも使う駅の近くに、4階建ての大きな本屋さんがあって、よく立ち寄るのですが、今は、入り口付近のかなり広い空間に、特設会場が設けられ、ハロウィンぽい魔女帽子とマントのディスプレイとともに、延々ハリーポッターが並んでいます。最後の写真(よく見ると、後ろにボートー・シュトラウスが)をごらんになるとお分かりのように、ドイツのハリーはものすごい顔で、この本ばかりが数百冊並んでいる図は、ある意味ホラーです。いかついドイツ人のおじさんが、これを持ってレジに並んでいたりすると(ちなみに、ハリーのみ専用袋があり、その袋にも、当たり前ですが、このハリーが描かれています)、それはそれで見ものです。

わたしは『ハリー・ポッター』は読んだことないのですが、ドイツのアマゾンで買い物をすると、新刊が出るたびにダイレクトメールが来るので(別にほかの本でもメールはきますが)、この顔のハリーの挿絵のついた表紙を見てはひそかに喜んでいました。今は、町中どこへ行ってもこいつにお目にかかれます。