さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ドイツ統一記念日

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

10月3日は、ドイツ統一記念日(Tag der Deutschen Einheit)で、祝日でした。なんと17回目の記念日です。すでにいろんな方に話しているのですが、壁の崩壊はわたしが小学校5年生の時で、わたしにとっては、テレビで見た一番古い「世界のニュース」です。その後、統一が6年生(中学入試の時事問題で統一通貨「マルク」が出た)、ソ連崩壊が中1と、世の中のことが子どもなりに分かり始めたころに、一連の出来事がありました。逆に言うと、壁の崩壊は、わたしが「世界のニュース」に目を向け、政治世界のことをそれなりに考えるようになったきっかけでもあったわけです。みなさんの「一番古い世界のニュース」って、なんですか?

統一記念行事とはどのようなものか、この日は街に出てみました。すごい人出でしたが、移動遊園地や出店などのある、普通のお祭りでした。軍楽隊などもいてなかなか楽しく、ポツダム広場(壁の崩壊後、再開発が進んで、今はファッショナブルな高層ビルがいっぱいの広場)に、いろいろな政治家(壁以前も以後も)の「ドイツ」についての発言集看板が出ていたのが、唯一、記念日らしい姿でした。

最初の写真は、ドイツについての発言集。2番目が、統一したのに、交通規制で通り抜けられなかったブランデンブルク門。3番目は、移動遊園地のバンジージャンプです。向こうに見えるのは、ベルリンのシンボル「ジーゲスゾイレ」(ヴェンダースの映画『ベルリン 天使の詩』に出てくる金の天使)です。