ヴェルムランド紀行(2008年)
学会の次の日、8月17日は、ラーゲルレーヴのお父さんの誕生日でした。 すでに何度かブログや論文で書いたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ラーゲルレーヴ家は、もともと裕福な地主でした。しかし、近代化に伴って家は没落し、お父さんはさま…
学会の次の日は、去年もご紹介したラーゲルレーヴの生家「モールバッカ」に行きました。去年より一週間遅かったせいか、りんごが赤く色づき始めていました。そろそろ夏は終わるようです。 一番上の写真は、家の前にある日時計です。この日は曇っていて、残念…
学会の日の夜、「グレースマルク教会」という、小さな湖畔の教会で、コンサートがありました。もうここは、ノルウェーとの国境まで数マイルというところだそうです。 お墓の背景に水があって、それはきれいでした。ちょうど、小学校の新学年が始まる前の最後…
この記事、無駄に長いです…。すみません。 去年は、たくさんのラッキーな出会いが重なって、現在のウップサラ留学にこぎつけたわけですが(詳細は一番下の去年の記事参照)、今回も、なかなか運命的な出会いがありました。 今年は、ラーゲルレーヴ生誕150…
ラーゲルレーヴの生まれたモールバッカという村は、ヴェルムランドの中でも、「スンネ郡」に位置し、その「スンネ郡」の中心地は、スンネという町です。ラーゲルレーヴ作品には、「ブロービュー(橋の町)」という名前で登場し、立派な教会もあります。 今回…
前回の更新でお知らせしたとおり、先週末は学会のため、ヴェルムランドに行ってきました。ヴェルムランドはノルウェーとの国境付近の地域で、州都カールスタッドまでは、ストックホルムから電車で3時間かかります。今回学会のあったスンネは、カールスタッ…