さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

2018年スウェーデン滞在記(48)8月30日 ガルイェバッケン

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前の日に西ヴェンメンヘーグに着いたとき、その付近の見どころの看板がありました。その中に、ガルイェバッケン(Galgebacken/backenは「丘」)の記述がありました。墳墓だそうです。ヨルドベルヤの方角で、途中これかなという丘が見えましたが、Google Mapにも乗っていなくてよく分かりませんでした(結果、違う丘でした)。

この日のルートは途中まで昨日のヨルドベルヤと一緒。ヨルドベルヤに行くためには途中で曲がるところをまっすぐ行ってしばらく行くと、「ガルイェバッケンまで0.8km」の標識がありました。角ばった「R」の文字はルーン文字です。
※地図で道をそれているあたりですが、帰国後にあたりを付けたので、精確ではありません。Google Mapで検索して出てくるマルメーの西のGalgebackenは違う場所です。

これは、行くべきか。0.8kmというのは微妙です。それだけなら大した距離ではなさそうですが、往復すると1.6kmになり、これを今日の行程8kmもしくは16kmに足すとかなりの距離になります。しかも、この日は雨。先ほど雨脚が強くなってきたので、リュックにカバーをかけたところでした。
とりあえず、道をそれて、丘の姿を一目見ることにしました。ガルイェバッケンは農場の裏手にあります。農場の裏手に回ると、遠くに丘が見えました。せっかく見えたので、ちょっと違う場所から見ようともう少し歩くと、ガルイェバッケンに続く道に出ました。ここまでくるとあと500mくらい。せっかくだもの、行ってみましょう。

道を上りきると、ガルイェバッケンの説明がありました。紀元前1800年から400年ごろ(青銅器時代)に成立した人工の丘で、墳墓として使われ、元は直径41m、高さ5mもあったそうです。説明のところで道が切れているのかと思い、切れているところまでは行ってみようとふもとに行くと、実は頂上まで登ることができました。
頂上に上ると、西ヴェンメンヘーグがよく見えました。写真だと分かりにくいですが、ニルス屋敷や教会も遠くに見ることができました。上空からニルスが見た故郷のイメージに、たぶんここが一番近いのではないかな。1.6km余分に歩いて、ぬかるみと雨で足を濡らした甲斐がありました。

地上に降りて元の道に戻り、海岸に向かって再び歩き始めました。