さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

2018年スウェーデン滞在記(42)8月29日 ニルス屋敷の夜

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部屋に帰り、とてもとてもしたかったのは、熱いシャワーを浴びることでした(本当はお風呂に入りたいけど、スウェーデンには浴槽がない)。一日歩いて汗でべたべたですし、夕方は肌寒く体も冷たくなって、寒い庭での耐久ミルクティーハーブティーで、おなかと心は温まりましたが体と足は冷えています。

しかし、明日の備えはさらに肝要。まずはリュックを開けて充電器を出します。カメラからバッテリーを取り出し、充電機にセット。スマホを宿のフリーWi-Fiにつないでメールチェックをし、充電機につなぎ、いざシャワーに行こうとしたその時!いきなり部屋の電気が消えて真っ暗になりました。電球切れかな?と思ったのですが、カメラとスマホの充電中ランプも消えています。停電です。
Wi-Fiも使えなくなっていたので、この部屋だけでなく、建物全体が停電したようです。もしやと思ってシャワーを出してみましたが、お湯が電気式らしく、水しか出ませんでした。

せっかくなのでさっき脱いだジャンバーを着て外に出ました。時刻は19時半を少し回ったところ、ちょうど日の入りどきです。地平線…ではなく家や農場はありますが、まあ地平線に近い感じのところで日の入りを見るなんて、ここまでの田舎でなければ見られません。西の方にはマルメー空港やコペンハーゲン空港があるせいでしょうか、飛行機雲がたくさん出ては消えていく中を、太陽はゆっくり沈んでいきました。

30分ほど写真を撮り、部屋に帰ったらまだ電気は回復していませんでした。外は日が沈んでも少しだけ明るさが残っていましたが、部屋の中はほとんど何も見えない暗さ。カメラの画面の明かりを頼りにリュックを探り、窓辺に座ってお昼に残ったピタパケバブを食べました。冷めてもおいしいケバブでした。

シャワーを諦めて寝るか、タオルを水で濡らして体をふくか悩んだのですが、決める前に眠ってしまったようです。目が覚めると電気がつき、外は真っ暗くなっていました。

「ニルス・ホルゲルソン屋敷」には猫がいて、猫が出入りするために入口は施錠しないとのこと。猫用に少し空いたドアを開けて外に出ると、月が輝いていました。夜の「ニルス・ホルゲルソン屋敷」の写真を撮り、三脚がないので地面にカメラを置いて真上の星空を取り、シャワーを浴びて就寝しました。

スウェーデン滞在記 スコーネ編」、2日目がようやく終了です。