前の投稿に書いたとおり、7.6kmの予定が急遽19km(7.6+5.7x2)になった徒歩旅行。後半戦の始まりです。
ニルスはここでガチョウ番をするとき、毎日家から通っていたのか?それとも泊まり込みで働いていたのか?子どもが5kmくらい先の農家で働くのは当時普通だったのか、ラーゲルレーヴが距離をあまり意識せずに適当に場所を決めたのか。
地図にもあるように、ヨルドベルヤまではアップダウンが少しありましたが(見たことない農業用の車が時々車道を走っているのが面白かったです)、慣れていれば毎日歩けない距離ではなさそうでした。天気が悪いと大変そうですが…。
ちゃんと調べたわけではないのですが、たぶんニルスは通ったんじゃないかなと思いました。農場同士、村同士はこの辺りではかなり離れていて、5kmの間にそういくつも農場があるわけではありません。もちろん、100年前と比べ、農場の集約化は進んでいるはずなので、『ニルス』の時代には今よりも農家は密集していたのでしょうが、それでも、大きな農場に働きに行こうと思ったら最低でも5kmくらいの距離になるのではないかと。
「通っていた説」は、実は西ヴェンメンヘーグ滞在2日目の徒歩旅行も根拠になってそう書いているのですが、それはその時の投稿で。