スキュループから西ヴェンメンヘーグまでは車道が走っていて、曲がるところは2回くらいのほぼ一本道。方向に自信がないときはGoogle Mapがありますし(今回初めて知ったのですが、電波を発しない状態でも自分の場所と向きは分かるのですね)、1kmごとに標識が立っています。
スキュループの駅周辺には、食べ物を扱うお店がいくつかありましたが、まだ11時前だったせいか、ほとんどのお店が閉まっていて、唯一空いていたケバブ屋さんに入りました。ケバブはドイツではよく食べていましたが、スウェーデンではあまり食べたことがありません。スウェーデン語での商品名がよく分からず、「トルコのパン=ピタ付きのケバブ」というのを頼みました。ドイツでよく食べていたドネルケバブは、丸くて平たいパンを4等分し、切ったところを開けて、そこにお肉や野菜を入れます。6月にカールスタッドで頼んだケバブは、肉と野菜だけでパンがついていなかったので、ドネルケバブのつもりで「ピタ付きのケバブ」を注文しました。一つ前の投稿で、ニルスの銅像が高速道路上にあると書きましたが、それはここのお店で教えてもらった情報でした(店員さんにパネルの写真を見せたら、もう一人の店員さんに「ねえお前、これ知ってる?」「あっ、近くですよ。マルメー方面にたった3kmです」。7km歩く前に往復6kmはムリなので断念)。
ところが、出てきたのは4等分する前の丸いパンに食材を挟む巨大なケバブでした。ずしりと重いケバブをリュックに詰め、西ヴェンメンヘーグへと歩き出します。
暑くもなく寒くもない気候はちょうどよく、汗をかかない程度にすたすた歩きます。Google Mapによれば1時間半の行程ですが、写真を撮りながらなのと、歩くのが車道で大きな車が来ると道端によけたりしながらなので、2倍くらいの時間がかかります。ちょうど中間地点に湖があったので、少し道を逸れて湖畔に行くことにしたら、湖畔の近くに農場があり、すてきな馬に会いました。
すてきな馬の写真を撮りすぎて枚数が多くなったので、次の投稿に続きます。