さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

2018年スウェーデン滞在記(19)6月21日 ウップサラ(1)街中の情景

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

一つ前の投稿で書いたとおり、予定していた電車に乗れなかったため、ウップサラについたのは16時半。
本当は大学図書館の展示室に行きたかったのですが、夏季は16時に閉まるうえ、今は学生証がないので一般公開の展示室は行けても資料は使えません。

そこで、ウップサラにある国立図書館に行くことに。

https://bibliotekuppsala.se/web/arena/stadsbiblioteket

7~10枚目の写真が国立図書館です。
ここも18時には閉まってしまうし、翌22日からは夏至祭でどこの図書館も閉館になるため、資料はその日に探す必要がありました。今回どうしても探したかったのは、リンドグレーンが若いころに書いた『エヴァ、のりこさんに会う』という写真絵本。古本でも、スウェーデン国外の図書館でもなかなか見つかりませんでしたが、資料検索でここにはあると分かっていました。書庫にしまわれていましたが、身分証等なくても閲覧でき(館外貸し出し不可)、必要なページをコピー。コピー機は、紙に印刷されるのではなく、入力したメールアドレスにPDFで届きます。無料です。このタイプのコピー機は、2012年にデンマークでも使用しましたが、当時はまだわたしがスマホを持っていなかったので、コピー終了後にパソコンに移動してメールチェック(紙が出ないため、印刷不鮮明や欠落がその場ではわかりません)。今回はスマホで届いたPDFをチェックできたので、時間のロスなくすぐに必要なコピーが終わりました。

この日のもう一つのミッションは、8月1日からの集中講義の資料を集めること。国立図書館は18時まで、大型書店Akademibokhandelnは19時まで。
国立図書館の残った時間で資料を探しましたがあまり収穫がなく、Akademibokhandelnへ。一番欲しかったのはサーミ関連の資料でした。店員さんに聞いてみたら、鳥の名前の本はあるが、ほかには心当たりがないとのこと。見てみると、その本はラップランドの鳥のサーミ語とスウェーデン語の名前のほか、その取りにまつわるサーミの伝説を書いた本でした。その本と北欧史の本、また、一目見て気に入ったマリット・テルンクヴィストの絵本『幸せの島』を購入しました。一番下に帰国後に撮った写真がありますが、とても美しい絵本でしょう?

残念だったのはAkademibokhandelnではDVDの取り扱いがなかったこと。いくつか調べたのですがすでに閉店。仕方ないから帰国後にネット通販で買おう。今度は授業で使う映画『サーミの血』撮影地の写真を撮りに行きました。これについては次の投稿で詳しく書きます。

丘の上の大学図書館から下っていくと、一つだけ忘れていたDVD取扱店HEMMAkVÄLLがありました。コンビニのようなお店で、ここは休日や夜遅くでもやっています。お菓子や日用品がメインですが、DVDのレンタルと販売もあり。販売用DVDのほとんどはディズニーアニメや連続ドラマなどの娯楽色の強い作品でしたが、それらに交じって『サーミの血』スウェーデン語版がありました。

この後、フィリス川沿いを少し散策して(次の次の投稿で紹介)アーランダ空港近くのホテルへ。ついたのは22時半で、とても長い一日でした。