さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

オーデンセの街角 アンデルセンゆかりの地1

帰国後に街角を紹介する、不定期更新シリーズ。今後の更新に関して、詳しくはこちらの記事をご覧ください。 


アンデルセン博物館が「アンデルセンの足跡を訪ねて」というサイトを開設しています。↓


それに従って歩いて行ったところ、めでたく道に迷ったので、観光案内所を訪ねました。
そこで、なんと、日本語パンフをゲット!疲れていたので、デンマーク語で粘ったりせず、ありがたくこちらを使わせてもらうことに。

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①のアンデルセン博物館をスタートに、街を歩いてみましょう。

アンデルセン博物館は、すでにご紹介しています。


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▲ゆかりの地に必ずついている(はずの)アンデルセンの切り絵の太陽

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▲狭い路地っていいですね

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アンデルセンの生家

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▲「1683」が作られた年なら、アンデルセンのころにもあったレストラン

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▲銀行前には太陽がいっぱい。・・・ちょっとコワイ

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アンデルセンが洗礼を受けた聖クヌート教会

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▲作家トーマス・キンゴの胸像

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▲愉快なレストランの看板

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▲市街地を囲む川に出ました

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▲洗濯場

こことは場所が違うそうですが、アンデルセンのお母さんは、この川にあった洗濯場で働く洗濯婦でした。
お母さんという人は、いわゆる「身持ちの悪い女」で、アンデルセンの前に私生児の女の子カーレン(『赤いくつ』のモデルと言われる)を生み、10歳年下のアンデルセンの父親と結婚して1か月後にアンデルセンを出産しています。夫の死後、20代の男性と暮らし始めたことが、10代のアンデルセンの女性嫌いの原因になった・・・とかは、結構いろんな伝記に書いてあります。

冬でも川に浸かってする洗濯婦の仕事はつらく、アンデルセンの母親はそのつらさを紛らすために飲んだアルコールに依存します。「あの女はろくでなし」(『完訳 アンデルセン童話集3』(岩波文庫)に所収)は、「ろくでなし」と呼ばれたけれど一生懸命働いてもいた母親を描いたもの。わたしは結構好きな話です。

そんな話ゆかりのところで、ご飯を食べるのもどうかと思いますが、16時近くになって限界だったので、ここから少し離れたところで遅い昼ご飯を食べました。

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トルコ人のお店で買ったハンバーガ

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▲物欲しそうなカモたち

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▲「欲しいんか~欲しいんか~われ~」とやってみた。