さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

アンデルセンの像

今回のデンマーク滞在は、アンデルセンの資料収集が目的です。
さすがに「国民作家」だけあって、街にはアンデルセン銅像がいっぱい!(デンマークは、銅像がやたらと多い印象です。そのうち銅像特集をします。)
 
この記事では、これまでに見かけたアンデルセン銅像を一挙にご紹介します。
 
まず、コペンハーゲン編。
 
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▲ローゼンボー宮殿の庭にあるやつ。
 
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▲市庁舎前にある巨大なの。このアンデルセンは何を見ているかというと・・・
 
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チボリ公園を見ています!
アンデルセン「早く空かんかなあ・・・」
(※チボリ公園は冬季は閉園のため、アンデルセンは春になるまで入れないのです)
 
 
続いて、オーデンセ編。
オーデンセは、アンデルセンの出生地です。
 
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▲ラディソンホテルの入口。アンデルセン「さあ、このマントの中に入り給へよ」
マントの上に座って記念写真が撮れそうに見えますが、ひだのところに雪解け水がたまっているので要注意。
 
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▲聖クヌート教会の裏にあるもの。
 
聖クヌート教会は、アンデルセンの両親が結婚式を挙げ、アンデルセン自身も洗礼と堅信礼を受けた教会です。堅信礼のときに、新しいブーツがうれしくてしょうがなかった体験が、「赤い靴」に反映されているということです。
 
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▲聖クヌートの像。立ち姿がカッコいい!
 
そして、ついに現れたのが・・・!
 
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アンデルセン最終形態。『影法師』と『旅の道づれ』と『即興詩人』それぞれに表れたアンデルセンを表現したものなんだそうです。『ベルセルク』に出てきそう。
 
最後の写真を載せたいがためにこの記事を書いたのですが、およそ「国民作家」と名のつく人がこんな風にあらわされているのは、ドイツでもスウェーデンでも見たことがありません。ちょっと面白い現象だなと思いました。