イェーテボルイの中央駅に着くと、Gさんが迎えに来てくれていました。車でまずは、Gさんのご自宅へ。
▲Gさんのご主人が焼いてくれたケーキ
▲スウェーデン人はお皿に盛るのがうまい
Gさんは70代後半、ドイツ出身のご主人は80代なのですが、ご主人は元理系の研究者で、わたしが当時給料をもらっていた日本学術振興会の奨学金で、若いころ日本に来たことがあるということでした。その時は、筑波の研究室にいらしたとか。日本ではあまり知られていない、東京理科大もご存知でしたよ~!幸か不幸か、思想形成期にドイツと日本が「友好国」だったせいもあるらしく、非常な親日家でした。わたしとはドイツ語で話したのですが、久々にドイツ語会話ができたとご満悦でした。ご主人いわく、近頃のドイツ語は乱れているそうですが、わたしのは礼儀正しくていいそうです。それって古臭いだけじゃん、という突込みはなしの方向で。
Gさんの家でお昼をごちそうになった後、イェーテボルイ大学の教授でラーゲルレーヴ研究者のLさんに会いに行きました。ラーゲルレーヴは、60年代以降、「子どもだまし」の文学とされ、いったん研究が下火になったのですが、80年代に、「女性作家」として、ジェンダー論の観点からの研究が始まりました。Lさんは、この時期の重要な研究者の一人です。
▲Lさんと会ったイェーテボルイ大学文学部
Lさんと別れた後、出発まで、Gさんが街を案内してくれました。
それではお待ちかね街の写真です。
▲駅前を流れる運河
▲運河沿いには商館が並んでいます。右に見えるのは路面電車。
▲河の水が凍っています。
▲音楽大学の建物
▲オペラ座…だったと思う、記憶がちょっとあいまいです。
▲海の神ポセイドンの像。港町らしいですね。
▲イェーテボルイ大学本館
▲下から見上げると柱が高ーい!
▲階段の上から見た街並み
▲路面電車は広島人のロマンです
▲町を抜けて港に向かう途中、変なオブジェが立っていました。
▲再び運河が見えます
▲港には、移動遊園地が来ていました。
▲港にある劇場。今度イェーテボルイに来たときは、Gさんと一緒に劇を見る予定です。
▲港には船がいっぱい!そしてまた謎のオブジェが。
▲とりあえず、近くから撮ってみる
▲いつ見ても、海はいいものです
▲観覧車を背景にした謎のオブジェ。今回、写真枚数が少ないのに、なぜかこのオブジェだけ3枚も撮っていました…。自分の思考が謎い。
▲イェーテボルイ駅に戻ってきました。短いけれど、楽しい滞在でした。
来週は、イェーテボルイにまつわる人々をご紹介します。お楽しみに!