さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

イェーテボルイ1 車窓の風景

今回は二本立て。来週とあわせて、3本の記事で、スウェーデン第二の都市イェーテボルイ(Göteborg、イェーテボリヨーテボリという表記もあり)をご紹介します。イェーテボルイは、カテガット海峡を隔てて、ノルウェーデンマークに面する港町です。17世紀にグスタフ・アドルフ(30年戦争に参戦、という文脈で世界史の教科書に登場する数少ないスウェーデン人ですね)が建設した、比較的新しい街です。19世紀に民族主義が高揚した際、北欧諸国を一つの国「スカンディナヴィア連合王国」に統合するという計画があったのですが、そうなった場合、首都はイェーテボルイになることになっていました。ウップサラからは、一度ストックホルムに出て、長距離列車で3時間ほどかかります。
 
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▲位置関係はこんな感じ。
 
先週の記事でゼミ発表の話を書きましたが、この時、読み上げ原稿を添削してくれたのが、イェーテボルイにお住いのGさんでした。この人、ラーゲルレーヴ学会の秘書なのですが、元国語(スウェーデン語)教師な上、ご主人はドイツ人で、本人もドイツ語ペラペラ。スウェーデン語で困った時は、ドイツ語で相談できるという、とてもラッキーな出会いでした。
 
今回の滞在で、最初はこの人に会いに泊りがけで行くはずだったのですが、お互いの予定が合わず、片道四時間の距離を日帰りしました。そういう日程だったので、観光はほとんどできませんでしたが、写真が撮ってある範囲で、街をご紹介したいと思います。
 
街の写真があまりないので、この記事ではまず、車窓の風景をご覧ください。
 
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▲朝7時過ぎのウップサラ駅。家を6時半に出て帰りは夜10時過ぎという、結構な強行軍でした。
 
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▲昇る朝日。3月下旬だというのに、まだ雪が残っています。
 
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ストックホルム駅で長距離列車に乗り換えます。
 
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ストックホルム駅で朝食を買いました。今回が最後の長旅になるので、ちょっと奮発して、いつものキオスクではなく、おしゃれなカフェで買いました。
 
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▲列車の窓越しに見える、メーラレン湖とストックホルム
 
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▲南下していくと、雪が消えていきます。
 
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▲こういう風景は、ヨーロッパの人には退屈みたいですが、わたしは見ていて飽きません。珍しいですものね。
 
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▲こんな写真が撮れるのが一眼レフの素晴らしさ
 
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バルト海はいつ見ても寒そうです
 
次の記事では、イェーテボルイの街をご紹介します!