さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ストックホルム3C ヴァーサ博物館③陸上の暮らし

ヴァーサ号博物館には、船上だけでなく、1628年当時の陸上の暮らしも紹介されています。今回は、そのご紹介です。
 
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▲入ってすぐのところにいる農家の人々。時間とともに光の当たり方が変化する展示がとても良い!
 
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レンブラントに出てきそうな人たち
 
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▲来館者にさりげなく溶け込んでいる、17世紀のおばちゃん
 
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▲転覆しつつあるヴァーサ号。岸の人たちが、「ありゃまあ」と叫んでいます。
 
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▲さっそく、ヴァーサ号転覆を井戸端会議する人たち。ちなみに、手前にいるのは、さっき来館者に溶け込んでいたおばちゃんです。
 
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▲女の人「あんたぁ、見たかいね。ヴァーサ号沈んだんじゃげな」
ニワトリ「こっこっ」
 
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▲来館者に溶け込んでいたおばちゃん「いやぁ、見よったがねえ、どーんいうて、そりゃあまあ恐ろしゅうて…」
 
なぜストックホルムっ子が広島弁をしゃべるのかと言えば、わたしが江戸弁を使えないからです。
 
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▲当時の北欧地図と軍艦分布図。北極海には、デンマークより長い蛇がいたようです。
 
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▲手工業者の仕事場
 
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▲ここからは、町の暮らしを再現したコーナーの紹介です。
 
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▲とりあえずテンションの上がる、天文学者の家。コペルニクスが死んだのが1543年、ガリレオの裁判が1616年。1628年の人々は、星をどのように見ていたのでしょうか。
 
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▲天井はこんな感じ。このブースは暗く、フラッシュ禁止なので、何度やってもうまく撮れませんでした。かたじけない(←1628年ふうに謝ってみる)。それはそうと、昔はこんなお部屋にあこがれたものでした。
 
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▲外から見るとこんな感じ。背後に見えるヴァーサ号がかっこいい!
 
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▲一時期、天文学者を志していたため、テンションが上がって写真を撮りまくったことが分かる写真。
 
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▲1628年当時の東芝テレビ…ではもちろんなく、何かの映像コーナーなのですが、この日は映像を見ることができませんでした。ちなみに入口は見世物小屋ふうになっています。
 
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▲もちろん、騎士の暮らし再現コーナーもありますよ!
 
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▲刀剣はやっぱりカッコいい!!!
 
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▲目つきの悪いニワトリ。さっきの猫とはえらい違いです。ちなみに、天文学シリーズのひとつ前の写真の上の方にいるフクロウと対になっていて、朝と夜を表しています。
 
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▲人々を彫刻で再現したもの。ユニークな造詣が多かったです。
 
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▲シーツを取り合う女の人たち。今の状況だと、左の方が有利そうです。わたしは常に卵の側に立つことになっているので、右を応援します。木綿は16世紀にはヨーロッパに入ってきたはずですが、このころ庶民が使っていた布は、なんだったのかな?そのうち調べてみようと思います。
 
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▲ニシン売りの男。バルト海はニシンが良く取れるところで、一時期は、「ニシンで海面がつまり、鉾が立てられる」ほどだったそうです。
 
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▲1628年当時の岩波書店のロゴ
 
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▲全部見終わった時には、とっぷりと日が暮れていました。夜は夜で面白い、最初と同じ写真。
 
次回はヴァーサ号博物館特集の最終回です。お楽しみに!