「ストック」は、「丸太」、「ホルム」は「小島」の意。地図の中央にある小さい島Gamla Stan(ガムラスタン、旧市街)が元祖・ストックホルムで、13世紀末に、バルト海交通の要所として作られました。その時に、要塞としてたくさんの丸太を立てたことから、その名前がついたそうです。現在のストックホルムは、市の公式HPによると、旧市街を取り巻く14の島から成り、57の橋で結ばれているそうです。
この島々が浮かぶ湖をメーラレン湖と言います。メーラレン湖はバルト海にそそいでいて、ストックホルムの東の端からは、「北多島海(ストックホルム群島)」が広がります。大小3000の島が、バルト海に浮かんでいます。2008年に北多島海のことをご紹介しているので、興味のある方は、こちらをご覧ください。
ストックホルムは、街のどこにいても湖が見えます。島と島の間は橋でつながっているので、電車やバス、徒歩でも移動できるのですが、船でも移動できます。2008年滞在時は、ほとんど市内を徒歩で移動したのですが、今回初めて、ちょっとした移動に船を使ってみました。行先は、「ストックホルム3」でご紹介する予定の、ヴァーサ博物館です。地図の真ん中の右にある大きな島ユールゴーデン(Djurgården)を目指します。
▲旧市街の南の端スルッセンにある船着場
▲湖と昼間の半月。燃えるシチュエーション
▲船が近づいてきて…
▲改札が開き…
▲いよいよ乗船です!
▲船の内部はこんな感じ。わたしは船室の外に出て、写真を撮りました!
▲対岸には遊園地が。一度行ってみたいけど、一人じゃなあ…
▲波間に浮かぶ鳥。この日はまだ、波がないところには氷が張っていました。
▲目的地ユールゴーデンからスルッセンに向かう船。船体に「ユールゴーデン」と書いてあります。「動物の園」という意味。