さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ラップランドの旅4 犬ぞりとアイスホテル

  220日(日曜日)の午前中は、犬ぞりに乗りました。運営会社の人がホテルに迎えに来てくれるのですが、前日に「エデン」の人が連絡してくれたにもかかわらず、運営会社内の連絡ミスで、迎えの人が「ホテル××」に行ってしまっていました。遅れてやってきたスロヴァキア人のお兄さんは、予定が狂ったとぷりぷりしていました。
 
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道中の風景。太陽から煙が出ている!わけではありません。
 
このお兄さんは、犬(アラスカン・ハスキー)の飼い主で、冬はここで犬ぞりツアーの仕事をし、夏は犬のレースに出るのだということでした。
 
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  アラスカン・ハスキーのラッキーちゃん
 
そりは3人乗りで、ストックホルムから来たというスウェーデン人のご夫婦と一緒だったのですが、わたしが一番小さいというので、前に乗せてもらいました。
 
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犬ぞりから見る景色。結構速くて、曲がる時なんかちょっと怖いです
 
午後は、市内観光をする予定でしたが、スロヴァキア人のお兄さんが、日曜日は全部閉まっているし、スウェーデン人の二人を宿泊先のアイスホテルに送っていくので、わたしも連れて行ってやろうというので、急遽、予定を変更しました。
 
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アイスホテルの外にある彫刻の群。太陽光がすごい
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地平線なんて見たことなかった
 
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アイスホテルの中は募金箱も氷。どうやって取り出すのかな?
 
イメージ 10愛らしい熊さん。その昔、ドイツ文学のゼミで熊の狩り方を教わったことを思い出します。
 
イメージ 11熊の親子に見守られて眠るベッド。狙われてと思う方が良く寝られる方は、そちらで解釈してください。
 
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 氷に開けた穴から垂れる釣り針を眺めるお魚さん。水の中から見える光が氷で表現してあるのが秀逸。
 
アイスホテルを見学した後、バスに乗るまで少し時間があったので、徒歩15分ほどのところにある、ユッカスヤルヴィ教会(Jukkasjärvi kyrkan スウェーデン語ではないので、発音が違うかもしれません)に行きました。400年前に建てられた、ラップランドで一番古い教会です。
 
イメージ 3ずっと続く雪道をぽくぽく歩くのがラップランドの楽しみ。真ん中よりちょっと左にある三角の小屋は、コッタというサーメの住居を模したものです。
 
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ユッカスヤルヴィ教会
 
この教会の祭壇画は、ブロール・ヨットという、ウップサラ出身の前衛画家が描いていて、かなり独特な雰囲気です。教会の中では写真を撮らないことにしているので、内部の様子を知りたい方は、以下のリンク先からどうぞ。
 
 
この日の夜、「ご報告」に書いたすごいオーロラを見ることになります。次回は日本時間の16日(水)朝に更新しますので、お楽しみに!