さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

復活祭・聖木曜日~魔女の集会

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今週の日曜日は復活祭。復活祭前の木曜日の今日は、Skärtorsdag(聖木曜日)と言い、一連の復活祭の初日に当たります。おなじみGoogleも、スウェーデンでは復活祭仕様になっていましたよ。

昨年の復活祭の記事にも書きましたが、復活祭は、聖書に書かれたイエスの復活と、キリスト教化以前の北欧の春祭りが融合した祭で、それだけに、祝い方は国によってさまざまです。スウェーデンでは、復活祭前の木曜日に、各地の魔女がブロッケン山(スウェーデン語では、Blåkulla=青い丘、と言います)に集まって悪魔と一緒に宴を開くことになっていて、この日は、女の子が魔女に扮して町中を練り歩きます。午後からパレードがあると言うので、出かけてきました。

ウップサラの中心部にある広場に集まって、歌などを聞いたあと、全員で列を作って、歩いて20分ほどの別の広場に移動します。そこでまた歌などがあり、解散後、子ども達はお菓子入りの卵をもらっていました。わたしも混ざりたかったなぁ。

夕方は、ウップサラ大聖堂(実は、北欧で最大の教会らしい。先週写真を載せた建物です)で、「聖木曜日の礼拝」がありました。イエスが処刑されたのは金曜日で、今日は最後の晩餐の日に当たり、「マタイによる福音書」のその場面の朗読があったのですが、ここの牧師さん(女の人でした)は、話すのがとても上手く、思わず聞き入ってしまいました。