さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ライプツィヒ2~ファウスト

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ライプツィヒは、工業都市商業都市であると同時に、歴史の古い、文化の街でもあります。バッハが死んだ(27年間住み、聖トマス教会でオルガンを弾いていた)のも、ワグナーが生まれたのもライプツィヒ。また、ゲーテが学生時代を過ごしたということで、フランクフルト⇔ベルリンを結ぶ「ゲーテ街道」の中継点でもあります。『ファウスト』の舞台になった酒場アウエルバッハ・ケラーがあるというので、お昼ご飯はここで食べました。入り口に、その酒場の場面を再現した銅像が立っていたり(最初の写真)、お手洗いの入り口にいろいろなファウストの絵があったり(二番目の写真。上から2番目、一番左の写真は、岩波文庫版の表紙にあるドラクロワの絵ですね。スウェーデン国王夫妻も来たことがあるらしく、メフィストが夫妻を出迎えている写真も飾ってありました)と、ファウストずくしな店で、わたしが座ったのはメフィスト(三番目の写真。人形です)の真下。これで、わたしも天国には行けないかもしれません。