さかなのためいき、ねこのあしおと

スウェーデン滞在記。現地時間の水曜日(日本時間の水曜日午後~木曜日午前中)に更新します。

ストックホルム6 リンドグレーン2~ダーラ通り46番地

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最初の写真は、ウップサラにいたときに偶然見かけたチラシですが、これ、若いころのリンドグレーンです。ストックホルムで開催されているリンドグレーンの写真展のチラシで、プライベートアルバムから取った未公開写真多数というので、こちらも行ってきました。

写真もとてもよかったのですが、説明がかなり詳しく、これまで知らなかったこと(や、読み飛ばしていたこと)がたくさん分かりました。

1. リンドグレーンはダーラ通り46番地に住んでいた(1941年~2002年。亡くなったのもここだそうです)。
→語学学校に行くのに、いつも通っている通りじゃん!ということで、次の日、語学学校の帰りに寄ってきました。作品にしばしば登場するヴァーサ公園(写真)はリンドグレーンの住んでいたアパートの向かいにあり、『ミオよ、わたしのミオ』に登場するウップランド通りやテグネル公園もすぐそばにあります(余談ですが、『ミオ』は英語版の映画があり、ミオの友人ユムユムをクリスチャン・ペール(『若草物語』のローリーの人)が、敵カトーをクリストファー・リー(『ロード・オブ・ザ・リング』のサルマンの人)が演じています)。

2.チラシの写真はリンドグレーンの親友アンネ・マリー(『おもしろ荘の子どもたち』のマディケンのモデル。テーマパークの名前にもなっている「ユニバッケン」は、マディケンの住居のあるところです)の誕生日の集合写真の一部なのですが、日付を見ると、わたしの誕生日と同じ8月28日でした。
→われらが〈グルッペ828〉に新たな人材が!

3.リンドグレーンが生前に受け取った75000通の手紙は、現在、王立図書館に保管され、ユネスコ世界文化遺産の指定を受けている。
→わたしの手紙が文化遺産の一部に!

もう一つ、語学学校のクラスメイト(ドイツ人)とばったり会ったのも大きな収穫でした。聞けば、リンドグレーンの大ファンだそうで、次の日の昼休憩に大いに盛り上がったことは言うまでもありません。