ストックホルムは、バルト海の入り江の奥、メーラレン湖という湖に浮かぶ、大小さまざまの島(確か、その数2万以上)から成っています。こういうところを日本語では多島海、英語etcではアーキペラゴといいます(ここでにやりとしたあなたは、『ゲド戦記』ファン)。主要な島は橋で結ばれていて、水の美しい街として知られ、「北欧のヴェネツィア」と呼ばれています。以下のページに地図があるので、見てみてください。
http://www.destination-stockholm.se/framesmaster.htm?http://www.destination-stockholm.se/map-greater.htm
そういう立地から、かもめがたくさんいて、わたしには楽しかったです。好きな鳥なので。
わたしがストックホルムを初めて知ったのは、『やかまし村の子どもたち』の中でした。この本はスウェーデン南部、スモーランドを舞台にしているのですが、作中、小学校の先生が休暇にストックホルムに行き、休み明けにお土産のキャンディーを生徒たちに配る場面があり、「わたしがストックホルムのキャンディー(表記は「キャンデー」だったかも?自信なし)を食べたのは、この時が初めてでした」という文章が続いていました。それで、ストックホルムは遠くにあるすてきでおしゃれな街、というイメージがずっとあり、今回も、観光はほとんどできませんでしたが、毎日感激して暮らしました。