わたしは日本語を書くとき縦書きなので、袖口がとても汚れます。洗えるものはいいのですが、セーターは２冬クリーニングに出さずに（ドイツで洗濯するのが怖いので。ドイツの洗剤は、汚れだけではなく色まで落とさなければ気がすまないらしく、ジーパンはすでに真っ白です）着なければならないので、汚すわけにはいきません。
そこで、腕抜き（っていう名前であってますか？）を作ることにしました。イケアに売っていた布巾用の布が、大きさも素材もちょうど良かったので、それを使ったのですが、わたしのやることなので、そこには落とし穴が。この布、縞模様がかわいくて買い、縫っているときには縦縞が目安になってよかったのですが、いざゴムを入れると、トルネコのすててこぱんつみたいになってしまいました。しかし、もう一度布を買いに行く時間も、縫い直す時間もなかったので、今はそれを使っています。ドイツで、腕にすててこぱんつをつけている日本人がいたら、それはわたしです。
ところで、このすててこぱんつ、思わぬ効能もありました。わたしは、論文を書く時非常にお行儀が悪く、常に左ひじをついています。長くなるとだんだんひじが痛くなってきて、修論の時にはあざができていたのですが、これをつけていると、長くやっても大丈夫だということが判明しました。
今回のタイトル、「すててこぱんつ」にしようかと思ったのですが、いくらなんでもそれは激しいのでやめました。写真は、それだけではあまりに華がないので、大学の校舎のカフェ（スカンディナヴィア科と、ゲルマン科だけでひとつの校舎があり、図書館に、カフェまでついている!!）周辺の写真も合わせて載せます。
