北ドイツ紀行(2007年9月)
ハンブルクが、一番、旅行者らしく観光したところかもしれません。市庁舎(最初の写真。バッキンガム宮殿よりも部屋数が多いのが自慢らしい)を見た後、船で(河用の平底舟は、わたしは苦手なのですが)運河を遊覧し、ビートルズやショーン・コネリー、ジャ…
今回の旅行で、最後に行ったのは、ハンブルクでした。ハンブルクは、中世にはリューベックと同じくハンザ都市として栄え、現在でも、ドイツ最大の港町です。
リューベックは、ヴィリー・ブラント、トーマス・マン、ギュンター・グラスと、3人のノーベル賞受賞者を輩出しています。ギュンター・グラスは、確か今でもリューベックに住んでいるので、ばったり会えることを期待して行ったのですが、残念ながらそうはなりま…
リューベックは、今回の旅行で初めて行きました。リューベックは、ハンザ同盟都市として栄えた町で、その美しさから、「バルト海の女王」と呼ばれています。地図を見ると、ちょうど運河の中州のようなところに町の中心部があり、駅から中心街に入るときには…
ドイツにはやたらゲーテとシラーの像があります。これは、ナショナリズムの成立期に、この二人がドイツのナショナル・アイデンティティを体現する「国民作家」としてもてはやされたためで、ワイマールの国立劇場の前にも、ゲーテとシラーがセットになった像…