9月2日は15時45分コペンハーゲン発の飛行機で帰国する日。午前中しか観光できないので、朝早く起き、この日はホテルの(毎日同じ)朝ごはんは食べずに、スーパーで昼食用・夕食用に買って食べきれなかったパン、ハム、チーズ、野菜を片付けました。5日間泊まったホテルともお別れということで、ゆり椅子をゆらゆらして遊んだ後、明るくなった青空に浮かぶ薄い三日月を撮りました。チェックアウト(と言っても鍵を返すだけ)して、散策に向かいます。
まず向かったのはグレーン通り。9月1日にテグネルの家を教えていただいた際、ルンドにはストリンドベルイが『インフェルノ』を執筆した家もあると教えていただいたのですが、案内してくださった方にもはっきりした場所が分からず、時間切れで探せなかったため、その方が残念がっておられました。その方が若い二人組に道を聞いた際に、その人たちがスマホで調べてくれて住所は分かっていました。
ストリンドベルイの家は幸いすぐに見つかり(この旅でグーグルマップをマスター!)、写真撮影。その近くに学校があったのですが、わたしがその前を歩いている時に親子連れが自転車でわたしの横を通り過ぎました。「これがお父さんが子どものころ行っていた学校だよ」と息子さんに教えているのが聞こえました。
「ストリンドベルイの家を見つける」という使命を無事果たしたので、この後、一時間ほどかけて、昨日行ったところをもう一度、撮影しながら歩いてみました。下から二番目の建物(Rådhus)は市役所です。
容量の関係で次に続きます。