そしてついに!ジョギングコースの中で一番好きだった牧草地にたどり着きました。2011年以来、7年半ぶり。すっかり忘れていたのですが、ここは「リンネの小道」と呼ばれる自然保護区域で(3枚目の写真に説明があります)、そうそう簡単になくなるはずはないのでした。
以前見なかったものとして、この日は大きなカタツムリが大量にいました。わたしは谷川俊太郎の詩「生きる」の中で「鳥ははばたくということ/海はとどろくということ/かたつむりははうということ/人は愛するということ」という一説が一番好きなので(鳥、海、人だけならほかの詩人でも書けそうですが、ここにかたつむりをすっと入れてくるのは谷川ならではという気がします)はっているかたつむりを見てテンションマックス。「かたつむりははうということ」感を出そうと下の方でアップで撮ってみました。誰も通らないからと思って地面に顔をくっつけるようにして撮っていたらまさかのランナーさん来襲。ランナーさんはけげんな顔をして通り過ぎていきました。当たり前ですね。
少し視線を低めにとって留学中の夏至前に花を摘んだことなどを思い出しつつ歩いていきました。
折り返し地点まであと少し。好きだった小屋も、折り返し地点の一つ前にあった細い木も、そのままそこにありました。
ジョギングコース編後半は来週の更新です。