夏休みになって、何がうれしいといって、走る時間が必ず取れることです。ベルリンも寒かったですが、ウップサラの寒さはヤバイです。昨日なんかは暑くて、28度あったのですが、それでもなんとなく肌寒く、いつも体の芯が冷えている気がします。
ジョギングは、寒いわたしの強い味方です。「軽く汗を流す」にとどめず、本気でトレーニングすると、さすがに体も温まります。汗をかくから、表面は冷えるのですが、芯のぬくさが違います。
リンドグレーンの短編に、『親指こぞう ニルス・カールソン』というのがあるのですが、ニルス・カールソンは、小人のくせにやたら貧乏で、冬にまきを飼うお金がありません。それで、凍死しないために、夜中、一時間に一度は起きて、そこらを走り回らなければならない、という描写があります。子どものころに読んだ時には、そんなことをしたら帰って汗をかいて冷えるのでは、と思ったのですが、今は、それが効果的だということが分かりました。
今日の写真はすべて、わたしがいつも走る場所の写真です。
