9月の第二土曜日、ウップサラでは「文化の夜」(Kulturnatten)というイベントがあります。街の各所で(名所は「夜」ですが)午前中の遅い時間から夜遅くまで各種のイベントがあるというもの。
今年は9月14日の開催で、以下のようなプログラムでした。
Kulturnatten Uppsala 14 september 2024
体調がイマイチで、午後からの参加になり、また、プライドと違って場所が分散しているため参加できた行事は少ないのですが、「昼編」と「夜編」に分けてご紹介します。
まずは昼編。
午前中から街に出て、コンサートなどゆるゆる聞こうかなと思ったのですが、日陰などで思ったより寒かったのと、体調がイマイチで、このまま夜遅くまで外にいるのは無理そうだなと思い、一度帰って少し寝ることにしました。その前の貴重な午前中写真。
▲すっかり秋の気配です。
▲Babak Moshiriさんによるイランの音楽
午後は復活してイベントへ。
まずは、ウップサラ写真会のレクチャーを聞きに行きました。色々なテーマがありましたが、わたしが行ったのは「ポートレートの撮り方」。これ、とても面白かったし、めちゃくちゃ勉強になりました!!
地下1階のスタジオへ。
次に、カロリーナ図書館へ行ったのですが、チケットが取れず。カフェでコーヒーを飲みました。
▲プログラム
▲大根?
図書館では行事には参加できず、ウップサラ城に行きました。今は美術館として使われています。
この日は美術館が無料開放、ガイドツアーがたくさんありました。こちらの展示のガイドツアーへ。
ここから先は常設展示です。
ミュージアムショップ
▲スライム感
美術館に入る際は、荷物をロッカーに預けなければいけません。荷物を取りに、地下に戻ります。
▲傘立てがカワイイ
そして、荷物を預けるときまで知らなかったのですが、ウップサラ城には「ヴァーサ丸」という砦があり、ここに入れるのが今日までだとのこと。急いで行ってきました!
「ヴァーサ丸」を作ったのは、グスタフ・ヴァーサという、スウェーデンではとても有名な王様です。スウェーデンは中世以降、デンマーク、ノルウェーと「カルマル連合」を結んでおり、デンマークの王がスウェーデン王を兼ねていました。グスタフ・ヴァーサは、1523年にカルマル連合を抜けてスウェーデンを「独立国」とした王様で、この年がスウェーデンの建国の年とされています。昨年は建国500年でした。
▲いざという時の抜け道
▲発掘現場の様子。一枚目、写真のアングルのせいで、男の人の手が長く伸びて、女の人をつまんでいるように見えます。見えない?
▲進軍するヴァーサ
▲ヴァーサ朝の歴代王様の肖像画が、格言と共にかけられています。
▲グスタフ・ヴァーサ「すべての力は神から」
▲クリスティーナ女王「知性は国の支柱」
▲グスタフ・ヴァーサの寝室
▲右側にウップサラ城の壁、とがっているのはウップサラ大聖堂、手前に櫓が見えます。
▲櫓の影が人っぽい。カワイイ。
リンネ植物園を経由して、街に向かいます。
大聖堂のプログラムを見ようと向かったところ、プライドでもお見かけしたマオリがパフォーマンスをしていました。
中央広場は、野外コンサートをしていたり、屋台が出たりしていてにぎわっています。
▲お腹が空いたのでチュロスを買ったら、すごい本数でした!
「夜編」に続きます。